【AZコラム】最新運用考察！

トレンド機種　1week運用状況から見る効果的な運用

期間6/3-9日1週間平均

販売台数約8000台　2週先行導入エリアあり。先行エリアの初動数値は低く懸念していたが、競合機種が不在の為、P新台ユーザーは一極化し初動としてはまずまずの結果となっている。

市場への導入は適正台数の為、適切に扱い、中期貢献機として育成したいが、前回の中嶋塾の講義内容でもお伝えしたように「ライトスペック」と「ミドルスペック」の玉利逆転現象が残念ながら6月発売機種群でも見受けられる傾向となっている。

理論分岐S値（25玉）有効5.8回に対し運用Sは5.45回出率96％と辛めに動いている。先行エリアの数値と重ねて判断するとMY値の偏りが大きく下記の通りとなっている。

初週MY10,362玉　2週MY8,452玉　3週（先週）MY9,844玉

但しMY値は高く、荒い傾向が見えるが勝率は40％を超えており適正値の為、設置台数に合わせた運用が望ましい。少台数（1−2台程度）であれば、有効Sの固定運用で適正利益を。多台数（3台以上）であれば、個別による勝率管理運用で顧客管理を優先。以上のような運用を推奨いたします。

女性ユーザー・特定ユーザーの遊技傾向の機種の為、数値以上に顧客数は少ない可能性が強く、過度な利益は店舗常連層を痛める事が懸念される。

（株）AZエンターテインメント　小型店舗・中型店舗専門プランナー佐々木